ガードレールブラケット(ガードレール用衝撃吸収ブラケット)

ガードレールとは、車両が路外への飛出し防止の為の設備であり、現在のガードレールは“飛出し防止優先の強固なガードレール”となっているのが現状ですが・・・。

では、なぜ強固なガードレールではいけないのか、車両が斜めにガードレールに衝突した時、反動ではじき出されてセンターラインを越え対向車と衝突する事故が多発しています。

この様な事故を少しでも少なくするよう、長年に渡りテストを繰り返し、開発した製品が衝撃吸収ガードレールブラケットです。

基本仕様
素材 アルミ(AL5052)
板厚 t6.0(一部 t5.0)
重量 890g(既存+85g)
寸法 250mm(W):100mm(L):98mm(H)
有効変形長 55mm
対応支柱 Ø114.3、Ø139.8
耐用荷重 6ton
対応ガードレール 「標準型・耐雪型」の「A・B・C種」
※ガードレール自体は既存より58mm程度道路側に迫り出す形になります。
取付方法 全て既存の設置部品を使用し、ブラケット部品のみの交換で済む為、
特別な部品・工具等は一切必要ありません。

荷重試験における荷重・変位推移(図1)を見て頂くと、既存のブラケットは変位量が少なく、耐用荷重が高いことから、ガードレールを支柱に頑丈に固定する事のみを目的としたものであることが分かります。

これに対し、ガードレールブラケットは変位量に対しての荷重特性が緩やかな増加傾向を示しており、急激な耐用荷重変化がない、すなわち衝突時の車両・支柱双方の衝撃を軽減する事が出来るのが分かります。

また、クラッシャブルゾーンの拡大(変位量の増大)をする事により、衝撃が支柱に伝わるまでの時間を長くし、その間に金属の塑性変形による衝撃エネルギーの吸収を行うため、支柱に伝わる衝撃自体を抑制・縮小する事が可能となるのが分かります。

更に、衝突試験における加速度推移(図2)を見て頂くと、ガードレールブラケットは前方(進行方向)加速度が既存のブラケットに対して約82%(162.857G⇒29.184G)、後方(反発)加速度に関しても約41%(51.735G⇒30.612G)それぞれ抑制できているという結果が得られました、。(社内実験値)

これは、すなわちガードレールブラケットの“金属の塑性変形を利用した衝突エネルギー吸収”と“クラッシャブルゾーンの拡大化”に大きな効果がある為と考えられます。

 

この結果より、衝突車の乗員の傷害を軽減する事が出来るばかりでなく、支柱(その他の施設)に対する衝撃の負担の軽減、つまりは保守経費の節約にも貢献する事が出来ます。


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